スマートドールボディ

POSTED BY DANNY CHOO On 火 2013/01/01 15:07 JST in スマートドール

ルックスと可動性のバランス

ドールのデザインで一番悩んだのはルックスと可動性のバランスでした。
スマートドールのコンセプトはファッションドールだったので、当初は出来る限りセクシーな体付きになるようデザインしました。ボディデザインはZBrush等のソフトウェアでデータを作成し、3Dプリンターで出力。しかし外見を重視し過ぎた結果、可動性が損なわれていたのでそこから両者のバランスが良くなるよう少しずつ改良を重ねました。

ボディデザイン

スマートドールを3Dで設計する事により、全体的な雰囲気・外見を左右する原型をミクロンレベルで調整できたりと、様々な利点がありました。

スマートドールはファッションドールというコンセプトを反映してデザインしたので、プロポーションは同ジャンルのドールとは異なります。
女性スマートドールの特徴は長い腕と足、大きい腰回り、スレンダーな首、小顔、そして若さを演出する為のやや強調されたおでこです。

ポージング性能

スマートドールは骨格を内臓することにより、ルックスとポージング性能を両方兼ね備えています。従来のドールでは胴体のど真中に分割線が見えましたが、スマートドールはこれをバストラインの直ぐ下に配置することでよりナチュラルな外見を実現しました。
膝は最大で90°までしか曲がりません。180°まで曲げる為だけに膝を真っ二つにするのは抵抗があったので、敢えてこのデザインにしました。

三軸関節

スマートドールには同ジャンルのドールに今迄無かった新要素が盛り込まれていて、その一つが3軸関節です。スマートドールは足首の3軸関節により、股が多少開いた状態でも足裏がしっかり地面に着きます。従来のドールの関節で同じポーズを取らせた場合、足裏は側面しか地面に着きませんでした。

腕はポージングで重要な役割を果たすので手首も3軸関節を採用しています。手関節にはちょっとした空洞が設けられていて、変わった形のアクセサリーを持たせたい場合はこの穴に磁石を仕込む事ができます。

カップサイズのバリエーションはスタバ程ではないがちょうど十分

女性スマートドールのデフォルトバストサイズはSです。S胸はB地区もないのでTシャツにはピッタリ。

上記写真では左がMバスト、真ん中がSバスト、そして右がLバスト。MとLバストは一見同じように見えますが、Lの方は横乳にボリュームがあります。

MとLバストはビキニ水着や誕生日スーツで映えますが、B地区が突出してしまうTシャツとの相性はイマイチです。
ヘッドと腕は簡単に取り外す事ができます。バストはヘッドと腕パーツを外してから他のサイズと交換出来ます。

ユーザーの要望により、塗装済みバストの販売も開始しました

内部骨格

スマートドールは外皮と「ミライフレーム」と呼ばれる内部骨格の組み合わせによりダイナミックなポージングが可能です。

ミライフレーム

スマートドールマニュアル版の内部骨格の使用素材は高い強度と耐久性を誇るPOM (ポリアセタール) で出来ています。また、Jetonの関節を採用した脊髄部分は可動性が大きく、且つ軽量です。

ミライフレームは基本的に外皮の下に隠れますが、単体でも見栄えが損なわれないよう使用ネジは最小限に抑え、殆どスナップフィットで組めるデザインにしました。
ミライフレームの射出成形金型は山形と東京の工場で製造されています。

スマートサポートソケット

骨格の腰付近にはスマートサポートソケットと呼ばれる穴があります。この穴にスマートエアスタンド(別売)を差し込めばダイナミックな空中ポージングが可能となります。また、スマートドール本体付属のテレスコピックスタンドを差し込めば安定性を増すことができます。