スマートドールユーザーなら購入前に読んで頂いたかと思いますが、スマートドールは一つ一つ手作り故、外皮の金型、外皮の表面、ウィッグ、メイク、関節のトルクに若干の個体差があります。
本記事ではスマートドールのカスタマイズ方法やメンテナンスのアドバイスをご紹介します。
本記事を読む前に「ウェルカムガイド」を先に読んでくださいね。
関節のトルク(緩さ/きつさ)の好みは人それぞれですが、ユーザー1人1人の好みに合わせて関節のトルクを調整する事は出来ません。 また、スマートドールの関節は車パーツと同じように消耗品なので何千年も保つ訳ではありません。
もし、お持ちのスマートドールの関節のトルクが気になる場合は、3つの簡単なステップで調整する事ができます。第一のステップは上記画像のように関節を抜き取ります。
手首関節は上記画像のように抜き取ります。
関節をきつくしたい場合は関節にブレーキクリーナーを多めに(或いは大量に)吹きかけ、乾燥するまで小一時間待てば完了です。 ブレーキクリーナーは関節内部のグリスを除去するだけなので、関節に悪影響を及ぼす事はありません。 アマゾンで購入する場合は下記リンクを辿ってみて下さい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004OCQOSW/ http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B000LDR9HI/ 同じ効果があれば別ブランドでも問題ありません。
足先関節の軸部分はブレーキクリーナーではなく、粗めのサンドペーパー(P240+推奨)で表面を軽く擦ります。軸部分の表面を荒くしたら…
次は軸部分に瞬間接着剤を満遍なく塗り、完全に乾燥するまで待ちます。軸部分を受け軸に戻す際、きつ過ぎる場合は再びサンドペーパーで表面を削り、好みのきつさに調節して下さい。
手首関節の軸部分も同じ要領で緩さ/きつさを調整して下さい。
瞬間接着剤を塗って、完全に乾燥させてから下腕に入れ戻して下さい。

色移りする可能性があるアパレル品(例:ジーパン)は、それぞれの商品ページに注意事項が記載されています。 ドール本体に色が移った場合は、シンナーに浸した綿棒で軽く擦ってください。 http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B000VYWPGM/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000VYWPGM/
シンナーで完全に除去できない、或いは手元にシンナーが無い場合は3M社製の「ウルトラファインソフトバックスポンジサンドペーパー」で表面を擦ってみて下さい。強く擦り過ぎないよう注意して下さい。
次はより目が細かい3M社製の「マイクロファインソフトバックサンドペーパー」で表面を仕上げます。擦り過ぎて表面に光沢が出てしまった場合は再びウルトラファインのサンドペーパーで擦ってマット感を出します。 シンナーの取り扱いはしていませんが、スポンジサンドペーパーは弊社オンラインショップで購入できます。 https://shop.smartdoll.jp/products/3m-softback-sanding-sponge
皮脂が付着する事によって外皮の表面が光沢を帯びてくるかもしれません。この場合、メラミンスポンジで表面を擦れば元通りになります。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00OOCWRSS/ http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B001339ZMW/
ジーパンなどのボトムズ系アパレルのボタンは、長い時間を着せたままにすると。。。
・・・このような跡が付くこともあります。次の手順でこの跡を大幅に消すことができます。
まずは先ほどの薄め液で綿棒を使って青くなった部分を拭き取る。
さらに、先ほどのスポンジサンドペーパーで表面を擦る。
ボタンで凹んだ外被をドライヤーで暖めると・・・
・・・完全では無いですが、大幅に取ることができた。